夕方、街の中心部が賑い始める時間、帰宅する人達も増え、道路は混雑してきます。
弊社の仕事も電話での依頼により、指定の場所へ客車の預かり、そして車を自宅へ運転代行又は、車だけを自宅へ届ける回送などが始まります。
電話による受付ですが、お伺い出来る時間をお客様に伝えなければいけません。
常連様だけではなく、一げん様もおられるので全てのお帰り先を把握している訳ではありません。ですが、おおよその時間を計算してお伝えします。
お伺いする場所も中心部だったり郊外だったりするので、これらの条件と車の渋滞具合も考慮に入れなければなりません。
5.6分、10分、20分少々、25分~30分等お伝えします。長い時は40~50分のときもあります。
長い経験から配車係が、お客様に伝える時間を割り出しますが、中々思っていた通りにいかないことがあります。
お客様が盛り上がって、お店から出てこられなかったり、指定された場所におられず電話が繋がらなかったりということもあります。
また帰宅中のお客様がコンビニに寄られたりお帰り先が延長になったりします。そうするとお伝えした時間が違ってきます。
早めに遅れたことが分かった時は、お詫びの電話をさせて頂きますが、お客様から先に催促のお電話が入ることがあります。
ただただ「申し訳ありません」と電話口で頭を下げます。
時間をはっきり覚えていらっしゃる方、飲みすぎで勘違いされている方、色々ですがその時はまず、言い訳は通用しません。
ひたすら、こちらの手違いをお詫びします。
セットでお店に入られてる方、運転代行が来ているだろうと駐車場へ行かれた方は、怒られるのは当然です。
「どうなっていますか?」「〇〇分たってるよ・・・」「今どこらへん?」「まだ?」「いつ頃?」
と催促のお電話。・・・「お客様、申し訳ございません 急ぎます」